【感想】『高校事変』(松岡圭祐著):3年A組を超越する戦争染みた青春、ヒロインのハードボイルド女子高生が凄すぎる。

趣味(読書)

『催眠』や『探偵の探偵』、『千里眼』などの推理モノで有名な小説家、松岡圭祐。

最近、『黄砂の籠城』や『ヒトラーの試写室』などの歴史モノが続いて、世界史が好きなぼくはすっかり大ファンなわけですけども、この本も面白かった!

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高校事変

内容はずばりこんな感じ。

優莉結衣(ゆうり・ゆい)は、平成最大のテロ事件を起こし死刑になった男の次女。事件当時、彼女は9歳で犯罪集団と関わりがあった証拠はない。

今は武蔵小杉高校の2年生。この学校を総理大臣が訪問することになった。総理がSPとともに校舎を訪れ生徒や教員らとの懇親が始まるが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。別の教室で自習を申し渡されていた結衣は、逃げ惑う総理ら一行と遭遇。次々と襲ってくる武装勢力を化学や銃器のたぐいまれなる知識や機転で次々と撃退していく。一方、高校を占拠した武装勢力は具体的な要求を伝えてこない。

真の要求は? そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは? 人質になった生徒たちと共に、あなたは日本のすべてを知る!

3年A組を圧倒するスケール感とハードボイルド

誤解を恐れずに例えるならば、2019年1月〜3月に放送された日本テレビ系ドラマ「3年A組 今からみなさんは人質です」を

  • 舞台を、1つの教室から学校全体へ
  • きっかけを、いじめから総理訪問へ
  • 解決策を、クラスメート全員の対話から武装勢力との全面戦争へ

に変えた感じの本です(謎

全面戦争って大げさですが、読めば分かる。なんていうかいちいち詳しい笑 例えば、銃1つとっても、こんな文章が登場します(大丈夫、これ読んでもネタバレしませんw) なんだかよくわからないけど、情景は思い浮かぶっていう。

こちらに目が向くより早く、結衣は羽交い締めにした兵のホルスターから、左手で拳銃を抜いた。グリップの握り具合でグロック17だとわかる。安全装置のレバーはない、トリガーセーフティだった。指先の感触でストライカーの位置を確認する。兵の身体に押し付けることで、左手でスライドを引き、ハーフコックの状態にした。間髪いれず発砲する。

武装勢力ってこういうアプローチで攻めてくるんだとか、無駄な知見も身につきます←

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まとめ:戦争染みた青春を追体験しよう

まとめましょう。

ぼくは先に書いたように、ドラマ「3年A組 今からみなさんは人質です」に重ねて読んじゃいました。ひょっとしたら、著者の松岡圭祐さんも、あのドラマをヒントにしたんじゃないのと密かに思ってたりします笑

だからからか、ドラマっぽい感じで読めました。2時間の長編ドラマのような一気読みコース。

書かれているのは、あまりに現実とはかけ離れている戦争染みた青春。でも、局所的にはない話じゃないというか、起きてもおかしくないことが書かれていて、それが妙に小説にリアリティを持たせてます。

・・・と一生懸命読んだら、なんと、

 

 

続編として『高校事変2』が出るじゃあーりませんか!

世間を震撼させた「武蔵小杉高校事変」から2か月――平成最悪のテロリストの次女・優莉結衣は新たな場所で高校生活を送っていた。そんな中、結衣と同じ養護施設に暮らす奈々未が行方不明に。さらに、多数の女子高生が失踪していたことも判明する。結衣は奈々未の妹に懇願され調査に乗り出すが、JKビジネスや特権階級の存在など、日本社会の「闇」の数々が浮かび上がってくる。問題作ダークヒロインシリーズ第2弾!

JKビジネスに特権階級の存在・・・、そして日本社会の闇・・・、と書かれると、これは読むしかないですな。

松岡圭祐サイコー!!

ほんだらのー!

追記:高校事変Ⅱの次は高校事変Ⅲが・・!

高校事変Ⅱ、早速読みました!

こちらも相変わらず強烈でした・・・。

今までの小説を通じて得たバイオレンスな知識を、全部女子高生ヒロインにぶっこんでいる気がして、相変わらず一気読みしちゃいました笑

そしてⅡヶ月後には高校事変Ⅲが出るそう、相変わらずすごい創作ペースですね。。

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この記事を書いた人
Seipon

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