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【感想】「現代の魔法使い」落合陽一の教育論。子ども想いの一児の父が送る金言は読むだけでワクワクします。

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もし、「現代の魔法使い」と呼ばれる人がいたとして。

−どんな教育論を持っているか、どんな子育てや育児をしているか−

興味ありますよね?

実はその人、いるんですよー。しかも、日本人です。

その名も落合陽一さん。

その落合さんが最近出した本の中に、教育をテーマにした一節がありました。

これはパパジンで紹介しないわけにはいかんだろう…!

ということで、今鋭意ブログで紹介記事を書いてます笑

落合陽一だれそれ

まずは「現代の魔法使い」について説明しておきましょう。

 

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圧倒的な肩書きの数

ぶっちゃけ、ぼくも本を読むまでほとんど知りませんでしたが、こんな方です。

ざっくり言うと、東大の博士で、筑波の学長補佐で、芸大の教授もやってて、どっかの会社のCEO・・・。どんだけ肩書きあんだよw

1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。

(『日本再興戦略』裏表紙より引用)

twitterの経歴欄もなんかおかしいw

博士/筑波大准教授・学長補佐・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤長/ピクシーダストテクノロジーズCEO/JST CREST研究代表/大阪芸大客員教授/デジハリ客員教授 / 未踏スパクリ・総務省異能/VRC理事/未踏理事/電通イノラボ/博報堂/30歳/一児の父/メディア藝術家

落合陽一/Dr.YoichiOchiai (@ochyai) | Twitter

ところで、落合さんのお名前=陽一は、+(プラス)と―(マイナス)が由来だそうな。そ、、、そうきたか。。

お父さまはあのお方

そんでもって、お父さまは、国際ジャーナリストの落合信彦さんだそう。名前を見たことある気がする・・・、イカつい本を出している人じゃなかったでしたっけ?

この若きクリエーターを語る上で欠かせないのは、その研究成果に加え、国際ジャーナリスト・落合信彦の息子であることだ。 父の信彦は独自の視点で多くの書物を世に送り出してきた。ジョン・F・ケネディ暗殺の真相に迫った『二〇三九年の真実』のような国家や外交を題材にした作品、あるいは『狼たちへの伝言』といった若者向けの自己啓発本がよく知られる。男性なら、一度は落合信彦の著作に触れたことがあるだろう。

「牙を研げ!」。落合信彦は息子にそう迫った:日経ビジネスオンライン

ちなみにお母さんはというと・・・、こちらもすごい。。

母親はどんな人物だったのかというと、外資系航空会社で客室乗務員として勤めた後、衛星放送会社で社長兼音楽プロデューサーとして活躍し、やはり多忙を極めていた。

プレゼンで「ウィンドウズ95」をゲットした小学生:日経ビジネスオンライン 

日本再興戦略(落合陽一著)

目次を眺めるだけで楽しめる

そんな「現代の魔法使い」が出した新著がこちら。『日本再興戦略』

 

 

書籍の名前が堅いんだけど、ぼくは目次を見てポチっちゃいました!

だって、パラパラめくるとさ、“日本にはカーストが向いている”とか、“百姓という「多動力」”とか、“コンビニに行かなくなる日”とかって文字が飛び込んできてさ、見るだけで「どんな内容なんだ?!」ってワクワクしちゃったんだもん笑

ちなみに目次を一部抜粋するとこんな感じっす。

第1章:欧米とは何か

  • 「欧米」というユートピア
  • 「西洋的な個人」の時代不適合性
  • 「わかりやすさ」の対極にある東洋思想
  • 日本というブロックチェーン的な国家
  • 平成という破壊の時代を超えて

第2章:日本とは何か

  • 日本の統治構造を考える
  • イノベーティブな日本の宗教
  • 日本にはカーストが向いている
  • 百姓という「多動力」
  • 中流マスメディアの罪
  • 日本は超拝金主義
  • 日本を蝕むトレンディードラマ的世界観
  • 「ものづくり」へのリスペクトを回復せよ

第3章:テクノロジーは世界をどう変えるか

  • コンビニに行かなくなる日
  • 「人工知能と呼ばれているもの」の本質
  • 最適化・統計・創発
  • 東洋のイメージをブランディングする
  • 人と機械が融合する自然
  • テクノロジー恐怖症との折り合い

第4章:日本再興のグランドデザイン

  • 人口減少・高齢化がチャンスである3つの理由
  • ゲートのない世界へ
  • ブロックチェーンと日本再興
  • 日本はトークンエコノミー先進国
  • 地方自治体によるICOの可能性
  • シリコンバレーによる搾取の終わり
  • ビットコインの未来を占う「3つの問い」

第5章:政治(国防・外交・民主主義・リーダー)

  • 日本だからこそ持てる機械化自衛軍
  • インド・中国・北朝鮮
  • 揺らぐ民主主義

第6章:教育

  • 新しい日本で必要な2つの能力
  • 幼稚園には行かなくてもいい
  • センター試験をやめよ
  • MBA よりもアート

第7章:会社・仕事・コミュニティ

  • 「ワークアズライフ」の時代
  • 兼業解禁と解雇緩和をセットにせよ
  • 士農工商を復活させよ
  • 「ホワイトカラーおじさん」の生かし方
  • 年功序列との決別
  • 「近代的人間」からの卒業
  • 「自分探し」より「自分ができること」から始める
  • モチベーション格差の時代

「現代の魔法使い」だからこそ見える世界

実際に読むと超面白いですよ!

“士農工商を復活させよ”とか、うぉぉぉぉぉぉぉおお、そう来たかって感じ。しかも全部言い切ってるあたりが、くぅぅぅぅぅっっっーーーーてなります。「次はどんなことを言い出すんだーっ?!」ってクセになる。

「現代の魔法使い」だからこそ見える世界(?)が、具体的に描かれているので、未来予想として読むだけでも楽しめます。ってか、“ホワイトカラーおじさんの活かし方”ってオイww

「現代の魔法使い」の教育論

さて、お待たせしましたが、ここからが本題!

現代の魔法使いの教育論です。

ちょっと長いんだけど引用しながらご紹介。とはいえ、引用する量にも限度ってもんがあるので、細部その他気になる方は、書籍をご購入くださいな^^

幼稚園には行かなくてもいい

まずは幼稚園に関するこんなご意見。

ずばり、現代の魔法使いにとっては、幼稚園は任意選択っぽい。というより、むしろ習い事の一種?!幼稚園って習い事だったのかw 

正直、ぼくはといえば「保育園や幼稚園に行かない」って選択肢を考えたことがなかった…。まぁね、そりゃ義務教育でもないし、絶対に行かせないといけないわけじゃないってこたぁ分かってんだけどさ汗

小学校に入るまでの幼児期は、五感をフルに使った方がいいと思います。におい、味覚、音、目と行った感覚や身体能力は、小学校に入るまでの間にほとんど決まってしまいます。とくに絶対音感が身に付くのは3歳くらいまでです。ですから、子どもがやりたがっていることは、何でもやらせてあげたほうがいいです。

そのためにも、幼稚園や保育園に行かせる必要は必ずしもありません。なぜなら小学校までは五感を伸ばすことに力を入れるべきなのですが、幼稚園では、集団行動に特化して協調性を伸ばそうとするからです。それは僕は違うと思います。

それよりも、子どもが好きに自分の能力を伸ばせるように、子どもにカスタマイズした教育をしたほうがいい。実際、ギリシャ時代から、王様の子どもは家庭教師に育てられているのです。

そんな、幼き落合少年は、3歳から多忙な日々を送っていたようです。

・・・ま、最近の家庭はみんな習いごとまみれだよねw

【感想】『習い事狂騒曲』:今は習い事ビッグバンの時代。習いごと選びごときで消耗したくない! - パパジン - papazine -

ぼくも3歳から6歳までは、家庭教師に習っていました。月曜日はピアノの先生が来て、火曜日は東大の院生が来て算数を教えてくれて、水曜日は公文式を習って、木曜日は実験教室に行って、金曜日は隣に住んでいた画家さんと一緒に絵を書いて、土日はピアノの発表会に参加したりしていました。幼稚園にも一応行っていましたが、習い事のほうがメインでした。

問題は高校だ

ぼくなんて、小学校と中学校、中学校と高校の違いなんて今まで考えたことなかったんだけど、現代の魔法使いは違いました…

日本で問題なのは高校です。義務教育の小中は案外よくできているのですが、高校がうまくできていません。今の高校は上級中学校みたいになっています。小学校と中学校は多くの面で違うのに、中学校と高校は次の受験に備えるだけで変わりません。これが大きな問題だと思っています。

センター試験を破壊する

「センター試験なんてやめちまえ」と吠える「現代の魔法使い」。本気が伝わってきます。

結局、高校が上級中学校になってしまうのは、受験があるからです。要は、高校受験で入学してきて、大学受験まで3年しかないので、やれることが少ないのです。だから、もっと浪人を許容するといいと思います。

(中略)日本の高校を変えるには、大学が変わらないといけません。中でも、僕が一番やらないといけないと思っているのは、センター試験を破壊することです。

2020年にセンター試験が新しくなりますが、むしろ悪い影響のほうが大きいのではないかと危惧しています。むしろセンター試験は廃止してしまって、各々の大学の個別試験にしたほうがいいと思っています。

(中略)なぜセンター試験がよくないかというと、センター試験があることによって、高校の教育スタイルが規定されてしまうからです。センターがなくなれば、強化も国語、数学、英語、理科、社会でなくなって、自分の行きたい個別の大学の試験勉強をするようになるはずです。学生によって勉強内容が変わっていくのです。教科がもっと自由になって、プログラミングなどもテストに入れられるようになります。多様性が出てくるのです。

こんな感じで、幼児期からどんなことを意識して教育を行うべきか、これでもかってくらい論じられてます。一見、極論に思える内容も、理由を踏まえてここまで語られると「そうだよなぁ。。」と頷いてしまう。

意外と多いと思いますよ、落合さんの教育論ファン。エッジが効いてるから読んでて面白いんだよな。読むだけで元気が出るっていうか。ワクワクするんだよね。

落合陽一、梶取弘昌 プログラミングは重要じゃない | 日経DUAL

堀江貴文氏と落合陽一氏が対談「親と教師が才能の芽を摘む」 - ライブドアニュース

落合陽一の子供時代

さて、そんな落合陽一さんですが、自身が子ども時代のエピソードも残っています。

これがまぁ強烈で笑

親子で口論になって、「ニーチェを読め!」という父親も父親だけど、子どもも子どもでさw 中学生でニーチェなんて読まない・・・ぞ?

「俺はニーチェを読んでいないやつとはしゃべれない」 これは陽一が中学2年生のとき、信彦と口論したときに言われた言葉。中学生で、ニーチェの哲学書を読んでいる人はあまりいないと思うが、そんなことはお構いなし。陽一はこれをきっかけにニーチェを読み始め、その哲学世界にひかれていった。

「牙を研げ!」。落合信彦は息子にそう迫った:日経ビジネスオンライン

こちらのエピソードもぶっ飛んでる。小学生でウィンドウズ95が欲しい理由をプレゼンするなんてw ちなみに、当時12歳くらいのぼくはインターネットなんて言葉、まったく知らなかったです・・・汗

落合家のルールは、欲しい理由を説明することだ。

例えば、パソコン。「ウィンドウズ95」のパソコンが出たばかりの頃、電器店でそれを見た、当時小学生の陽一は、そのとき一緒にいた祖父にこうプレゼンしたという。 「おじいちゃん、これからはインターネットといって、世界の人たちとネットワークでつながる時代が来るよ。このパソコンを買うと、家にいながら、世界の人と対話ができるんだ。すごいでしょ。それから、CG(コンピューター・グラフィックス)の機能も付いている。このパソコンで、僕はどうしてもアニメーションを作ってみたい」

プレゼンで「ウィンドウズ95」をゲットした小学生:日経ビジネスオンライン

現代の魔法使いは子煩悩

さて、そんな「現代の魔法使い」、落合陽一さんは、1児のパパです。

 

 

ご存知の方もいそうですが、お子さまは先天性の口唇口蓋裂を治療中だそう。ぼくだったら、その運命にどう向き合っていいのか分からなくなりそうだけど、魔法使いは違った・・・。

なんだか分からないけど、すげーぞ。。何も言えねぇ。

 

 

 

 

現代の魔法使いは、子煩悩のレベルの桁も違いすぎた・・・!

ショッキングだけど嬉しい響き…。自分が「イクメン」ではなく「単なる子煩悩」と発覚した件 - パパジン - papazine -

まとめ:著名人の子育て論・教育論には軸がある

まとめましょう。

これまで、著名人の育児や子育て、教育論や子ども時代を何度か記事にしてきました。

例えば、大前研一さん。

有名な大前研一さんの子育て論。うーん、「子育てに答えはない。だけど、だからといって何も考えないのはおかしくって、その答えのないものに家庭なりの軸を、戦略を持って臨むんだ!」というビジネス臭が香しい、好き嫌いが分かれるであろう1冊笑でもね、我が家なりの子育てってなんだろう、って考えさせられますよ。例えば大前さん家は、「家族旅行の計画は子供に立てさせる」んだとか。

【随時更新】パパジンの本棚:子育て本 編 - パパジン - papazine -

 

 

例えば、オリエンタルラジオの中田敦彦さん。

まずは、わが家ではお受験はしないことに決めました。 中学も、私立の受験はしない予定で、高校、大学も、娘にはできれば国公立に行ってもらいたいと考えています。 理由はやっぱり経済的な問題です。僕達は第二子、第三子を望んでいるので、全員が私立を受験するとなると…家計を圧迫してしまいます。 そしてもっと大きな理由は、わが子の能力を信じたいから。こちらが環境を与えずとも、きっと自分で勝ち取ってくれるだろうと。

子育てにも「捨てる」戦略が必要だ。オリラジの中田さんの子育てスタンスに習うもの。 - パパジン - papazine -

 

そして、今回の落合陽一さん。

まぁ、全部に共通するのはちゃんと軸なり方針があるってことですね。

もし、大手メディアが我が家の育児について取材したいと言ってきたとして。自分たちはどんな話ができるんだろう?

なぁーんて思った日曜日の夜でした。

ほんだらのー!