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【感想】『八月十五日に吹く風』太平洋戦争で日本は日付変更線の先で戦ってた?キスカ島撤退という奇跡の作戦に心が震えた

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最近、歴史小説にハマりにハマっているブログ運営主のせいぽんです。

ほんと、つくづく歴史上の事実は小説よりも奇なり。

その事実を小説にしたものが奇であることがあろうか、いいや、ない(反語)←

『八月十五日に吹く風』(松岡圭祐著)

ジャーン!

 

 

『催眠』や『探偵の探偵』で有名な小説家、松岡圭祐さんは最近立て続けに歴史小説を書いてるんですが、今回は3冊目! 

あらすじはざっとこんな感じ。

アメリカが敵視した、人命を軽んじ易々と玉砕するという野蛮な日本人観が、一人の米軍諜報部員の報告で覆った。戦後占領政策転換の決め手となった一九四三年、北の最果てキスカ島での救出劇。日本は人道を貫き五千人の兵員を助けた。戦史に残る大規模撤退作戦を、日米双方の視点で描く感動の物語。

第二次世界大戦期、日本の北の更に北で

舞台は「ぜいたくは敵だ」を掲げる第二次世界大戦下の日本。

第二次世界大戦の日本・・・と聞いたときに多くの人は地図でいう日本よりも下=南を意識するはず。

少なくとも、ぼくは、そうだった。

でも、この本の舞台は北なんですよ。

どのくらい北かっていうとね・・・ビビりますよ! 

こ、、、これって

日付変更線よりも先にある島なんですけど(!)

まじ、当時の日本人ってワイルド過ぎる、本土からどんだけ離れてんだよ、、

なんでも大敗北と名高いミッドウェー海戦の陽動作戦として実施して支配してたんだそうで・・・陽動のスケールのデカさにもチビリそうです。

アラスカ州に連なる島の1つだそうで、超寒そう。。

舞台はキスカ島撤退作戦

そんな極寒の地で行われた撤退作戦が、

後に奇跡の作戦と言われるキスカ島撤退作戦

驚くなかれ、Wikipediaにも載るような作戦なんです。

キスカ島撤退作戦(キスカとうてったいさくせん)は、1943年(昭和18年)7月29日に日本軍が行った、北部太平洋アリューシャン列島にあるキスカ島からの守備隊撤収作戦のことである。キスカ島を包囲していた連合国軍艦隊に全く気づかれず、日本軍が無傷で守備隊全員の撤収に成功したことから「奇跡の作戦」と呼ばれる。

キスカ島撤退作戦 - Wikipedia

主人公は木村昌福(きむらまさとみ)

この本の主人公は木村昌福(きむらまさとみ)その人。

きむらまさとみ?だれそれ?

驚くなかれ、この人もWikipedia人材です!

現場叩き上げの指揮官として太平洋戦争の海上戦闘で数々の武勲を立てたが、特に「奇跡の作戦」といわれた『キスカ島撤退作戦』を指揮し、味方に死傷者を出すことなく5000名余の日本将兵の撤退を完了させた事績で名高い。

木村昌福 - Wikipedia

最近、松岡圭祐さんの小説を読んで思うんだけど、歴史の授業で名前が出てくる人って本当にごくごく一部なんですね。

もっと日が当たってよい人はたくさんいるはず。

嗚呼、ぼくが歴史の教鞭をとれれば(←

まとめ:八月十五日という言葉の響き

まとめましょう。

ぶっちゃけ、この本を読む前までは「タイトル、重たっッッッ!」と思ってました。

だってさ、『八月十五日に吹く風』ですよ?

放っておいても、玉砕や無条件降伏や特攻…のような言葉が頭をよぎるわけで。

でもね、読み終えて思う。

この本の『八月十五日』はぼくらが想像し得ない意味が込められてる。

多分、一貫して伝えたいのは、「命の尊さ」なんだろうなあ。

それを奇跡の作戦の風に乗せて、一気に伝えてくる。

・・・あまり書くとネタバレになるんだけど、面白いよ!

ほんだらのー!