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TVプロデューサーよ、もっと本書けブログ書け!「さんまのスーパーからくりTV」プロデューサーの書いた世界史がワイドショー並みに面白い!

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面白い本を発見しました!

一言で言えば、「もしもTVプロデューサーが世界史の本を書いたなら」 という本。

著者は、「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」などの番組のプロデューサーなんですけどね、面白いのはその発想の動機ですよ。

 

世界史を朝のワイドショーのように読む

以下、Amazonの内容紹介部分から引用。 

今起こったことや最近流行ってることを、瞬時に理解して、どう表現すると皆さんに伝わるか?僕らテレビスタッフは始終考えています。そして放送時間は限られています。まさに情報を“最速で身につける"のがバラエティ番組なのです。この「最速で身につく」という観点で、世界史を構成・編集したのが、まさにこの『最速で身につく世界史』です

早速読みましたが、うん。

まさにTVプロデューサーが書いた世界史だ。

読後感が朝のワイドショーを見た後に似てる笑

ぼくが特に面白いと思った箇所を紹介するのでみんなも見てみて!

ある意味、教科書的な細かい話を読み込む前に読めば、世界史の勉強にも間違いなく役に立つ!

え、アルマーニってジャーマニーだったの?

例えばこのくだり。

「アッコにおまかせ♪」とかで普通に紹介されてそうな内容です笑

世界史の先生は誰も教えてくれなかった・・・

「チャールズとシャルルとカールとカルロス」

「ピーターとペーターとペテロとピョートル」

「ジョンとヨハネとジャンとヨハンとイワン」

「マイケルとミカエルとミッチェル」

「アレキサンダーとアレキセイとアレックス」

「キャサリンとカザリンとエカテリーナとカタリナ」

…等々あげればキリないですが、これらは全部同じ名前。各国語で違うだけです。

でも僕らは世界史で人名が出てくると現地読みを基本とするので、それぞれ違う名称と認識していることが多くありませんか。?

コロンビアのサッカー選手“ハメス”・ロドリゲスは英語でいうと、“ジェームス”ですし、元陸上選手のカール・“ルイス”とベルサイユ宮殿を作った“ルイ”14世は同じ名前なんです。

地名だって童謡です。ブランド名に「アルマーニ」ってありますが、フランス語でドイツのことですし、英語だと「ジャーマニー」です。

工場労働者が「子ども」を生んだ?

続いてのこのくだりもいかにもTVプロデューサーらしい内容。

工場労働者の出現は新たな社会現象を生みました。それは「子どもの誕生」です。

意味がよくわからないかもしれませんね…。それまでは“子ども”は存在していなかったのです。“小さい大人”がいるだけでした。

しかし、工場で労働するために、知識と技術と経験を学ぶ必要性が生じます。大人になるための年少期に教育をする期間=すなわち、子どもが誕生したのです。こうして学校制度が発展していきます。

うおおお!そうだったのか!

ごくごく当たり前の子どもと言う存在も、少し前にはいなかったんだという事実。

そして産業革命で工場労働者を大量に生み出したイギリスこそ子どもの産みの親と言え、今に連なる教育業界の母という考え方に膝をポーンと打っちゃいましたよ。

近親結婚まみれのヨーロッパの王室?

ぼくはね、自信あります!

高校生のころ、近親結婚の意味なんて全く知らなかったってね(←

まあ、でも先生も1人の大人として教えてくれていいのにねえ。

皆さんも薄々感づいていると思いますが、イギリスでもフランスでも神聖ローマ帝国でもイタリア諸国でもイベリア半島でも、そもそも「その国を代表する王様はその国の国民ではない」場合がほとんどです。

現在のイギリスの王室ウィンザー家は、もともとはドイツからやってきたハノーヴァー家です。第一次世界大戦の時に「敵国ドイツに由来する名称ではいかがなものか?」という議論が起こり、王宮があった地名のウィンザーに改称したのです。

(中略)要するに、ヨーロッパでは、王侯貴族同士が婚姻を重ね、王様同士の血統がぐちゃぐちゃなのです。ヨーロッパの王室はほぼ親戚同士と言っても差し支えありません。

王侯貴族同士の近親結婚が重なったせいで、諸王室には病弱な者が多かったとも言われています。

これも、小振りで国境を接する国々が多いヨーロッパだからこそ、起こりうる現象なのかしらん?

TVプロデューサーが考える未来

さて内容紹介はこのくらいにして、皆さんどうですか?

世界史のくせに(←)ワイドショーを見ているようにすんなりと頭に入ってきませんか?

これが限られた時間内に視聴者に内容を届けるプロデューサーの手腕・・・

さすがですやんw

さてそんなプロデューサーは、歴史からどんな未来を想像しているか。

未来の歴史は、情報革命により個人が作るようになります。個人個人の知性による選択がより重要になると、権力を持つ上からの意志以上に、その人自身が何を体験して何を考えたかの下からの発信が意味を持ってくるのです。

自分の発信したライフスタイルが簡単にアート化、エンターテインメント化します。【芸術と科学】が、これまで以上に意味を持つ未来が来るのです。

それは、今までの「どれだけ【お金】が儲ったか?」ではなく、「どれだけ時間を、何のために使ったか?」という資本主義から時本主義への移行です。

なるほど、資本主義ではなく時本主義・・・!

ぼくは正直嬉しくなりましたよ。

TVプロデューサーってもっと保守的な人がなるのだと思っていたんですけど、個人の力が重要になるという世の中の流れもちゃんと分かってらっしゃるんですね。

TVプロデューサーよ、もっと本書けブログ書け!

でぼくは思いました。

TVプロデューサーには、TV番組作ってばっかじゃなくて、もっと本なりマンガなりブログなり書いて欲しいなって。

短時間に相手にモノゴトを分かりやすく伝える力をTVのみに使うなんて、もったいないですよ!

もっと、ガンガン攻めてきましょうよ!

ほんだらのー!