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科学では賢明な子育ての答えは出ている?「GRIT(やり抜く力)」を子育て本として読んだ結果

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巷では、「GRIT(グリット)」、またの名を「やり抜く力」という書籍がバカ売れしているのをご存知ですか?

「なんて仰々しいタイトルなんだ」、そう思いつつも、ぼくはこの本を子育て観点で読んでみたんです。

ええ、だって、パパジンというブログの運営者ですからね←

そして、驚愕しました。

だって、「科学では賢明な子育ての答えは出ている」なんて書かれてあるんですもん。

オイオイ、子育てに答えとか、そんな簡単に言うなよ笑

ということで、このGRIT(グリット)を、子育て中の父親が読んだ感想を簡単にご紹介しましょう。

 

 

やり抜く力が「人生のあらゆる成功を決める」?

まず、そもそもですが、どうしてこの本を読んだのか。

バカ売れしているとはいえ、ビジネス書で「いかにも」なタイトルですもんね。

どう考えても、パパとは縁遠いでしょ?

でもね、こんな内容紹介見たら、仕事よりも子育て観点で買っちゃうわけ。

特に太字部分をご覧ください。

ぼくはそれで買いました笑

ハーバード×オックスフォード×マッキンゼーの心理学者が 「人生のあらゆる分野での成功に必要な最重要ファクター」をついに解明!

世界の「能力観」「教育観」を根底から変えた 話題の世界的ベストセラー!

ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手… 成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく 「グリット」(やり抜く力)だった!

バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ… 錚々たる権威がその重要性を語り、 米教育省が「最重要課題」として提唱する 「グリット」の秘密を初めて解き明かした一冊!

ちなみに、著者は、近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者だそうで。

2013年、マッカーサー賞(別名:天才賞)なるものも受賞してるんだそうですよ!

そんな賞があったのかw

子育ての方法論は答えが出ている

さて、で読んだわけですよ。

「どれどれ、どうやって人生のあらゆる成功を決める究極の能力を身につけるか教えてもらおうじゃないか、フフン」

・・・

そしたら、もろにカウンターパンチを喰らいました。

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だってさ、“科学では賢明な子育ての答えは出ている”って言うんですから。

「なんだって?子育ての答えが出ているだって?そんなバカな、だったら多くの人が子育てにこんなに悩み、苦労するはずないじゃないか。」

GRIT(グリット)=やり抜く力派の子育て理論

でもね、読み進めると反論できないんだよね。

それどころか、世の中では「こういう子育てがいいよね」ってなんとなく合意されてるものを、上手く言語化してくれたありがたい書籍だと思った。

そういう意味では、これは子育ての基礎理論書の1つでしょう。

子育てにはいろんな流派があるであろう子育てにおいて、「人生のあらゆる成功を決めるのはやり抜く力なんだ」というスタンスを取っている、“やり抜く力派”の理論書。

だからこそ、「やり抜く力」って何で、それを内側から伸ばすには、外側から伸ばすには、を体系的にまとめてくれてる。

非常に分かり易いですよ。

参考までに目次をご共有。

太字はぼくが付けました。

[PART1]「やり抜く力(グリット)」とは何か? なぜそれが重要なのか?

第1章:「やり抜く力」の秘密 なぜ、彼らはそこまでがんばれるのか?

第2章:「才能」では成功できない 「成功する者」と「失敗する者」を分けるもの

第3章:努力と才能の「達成の方程式」 一流の人がしている当たり前のこと

第4章:あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか? 「情熱」と「粘り強さ」がわかるテスト

第5章:「やり抜く力」は伸ばせる 自分をつくる「遺伝子と経験のミックス」

[PART2]「やり抜く力」を内側から伸ばす

第6章:「興味」を結びつける 情熱を抱き、没頭する技術

第7章:成功する「練習」の法則 やってもムダな方法、やっただけ成果の出る方法

第8章:「目的」を見出す 鉄人は必ず「他者」を目的にする

第9章:この「希望」が背中を押す 「もう一度立ち上がれる」考え方をつくる

[PART3]「やり抜く力」を外側から伸ばす

第10章:「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法 科学では「賢明な子育て」の答えは出ている

第11章:「課外活動」を絶対にすべし 「1年以上継続」と「進歩経験」の衝撃的な効果

第12章:まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう 人が大きく変わる「もっとも確実な条件」

第13章:最後に 人生のマラソンで真に成功する

印象に残った、「1万時間の法則」の正しい理解

さて、そんな本を読んで学んだこと。

いろいろ気付きはあるんですが、一番は、「1万時間の法則は本当か?」というテーマですね。

よく物事を習熟するには1万時間投下すればいいっていう話があるんです。

結構有名な話で、リクルート出身で東京都初の民間人校長の藤原さんも言ってるんですよ↓

まずは1万時間やること。それがマスターするための法則。藤原和博さん | ENGINEERism(エンジニアイズム)

 

これについて、ぼくは今までこう考えていました。

「想いもって熱意もって物事に取り組んだ結果、それが1万時間になれば何事も言葉とおり習熟出来るんだろう」

ただ、「GRIT」を読んだところ、どうやらそういうことでもないらしい・・・(!)

意図的な練習が大切なんだ、と。

で、その意図的な練習をしようと思ったら、それは1日あたり3時間〜5時間くらいが限界なんだ、と。

これは例が秀逸なので、敢えて引用してご紹介します(文意を損なわない範囲で、ところどころ省略しています)

著者)「私は18歳のときから週に数回、1時間のジョギングを行っています。でも、ちっとも速くならないんです。もう何万時間も走っていますが、とてもじゃないけれどオリンピックには出られそうにはありません。

教授)「そうですか。いくつか質問をしてもいいですか?」

著者)「どうぞ」

教授)「具体的なトレーニング目標はありますか?」

著者)「健康のため、ちゃんとジーンズを穿けるように、ってところでしょうか」

教授)「なるほど。これぐらいのペースで走りたいという目標はありますか?あるいは距離でもいい。つまり、ランニングのスキルの上達を目指して、具体的な目標を持っているか、ということです」

著者)「うーん、ないですね」

教授)「走っているときは、どんなことを考えていますか?」

著者)「そうですね、ラジオを聴きながら走っているんですが、その日にやるべきことを考えたり、夕食のメニューを考えたりします」

教授)「では、体系的な記録はつけていないんですね?コーチにもついていないんですね?ふむ、わかりましたよ。あなたが上達しないのは、意図的な練習をしていないからです」

意図的な練習とは何かが垣間みれるいい例えだなあ。

ぼくはこれを聞いたとき、 サッカーのパス練習でも似たような話を聞いたことを思い出しました。

パス交換の練習をするときには、ただ相手にパスが上手く届いた届いていないだけ考えていたんじゃ何も成長しない。

て、相手の半径30センチ以内に、パスを何%届けられたかが大事なのだ。

全て数字で語れ、定量化せよ、それが大事なのだ。

意図的な練習・・・、深い笑

まとめ:子育てに答えはあってもできるかどうかは・・・

まとめましょう。

まず、「GRIT(グリット)」こと、やり抜く力を、子育て本として読むべきか否かで言えばオススメできます!

子育て界の新星、やり抜く力派の理論を学んで、さっきの1万時間の法則みたいな気付きをたくさん得られますよ!

一方で。

これを読んだからといって子育てにすぐに活かせるかというと、よく分からない…

だって、人間だもの

いくら、科学では賢明な子育ての答えは出てるんだって言われても…、ねえ笑

ほんだらのー!