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【随時更新】パパジンの本棚:小説 編

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ー「子どもたちの2段ベッド購入につき、ベッドの設置場所を確保せよ」ー

そんな妻の厳命を受けて、ぼくは我が家の書籍のリストラクチャリングを敢行。

歴史小説 系

今回はそんな激しい生き残り戦争を勝ち抜いた、オススメの小説たちをピックアップ。

いやぁ、こうして見ると、ぼくはやっぱり歴史系が好きなようです。

実際、高校時代は世界を舞台にした小説を書きたかったわけだし。

世界史が好きすぎて、不謹慎ですが、第三次世界大戦のような壮大なストーリーを書ける小説家になりたかったです。ひょっとしたら、これが今のブログを書く土台になっているのかもしれません。

せいぽん(Seipon)ってだれそれ - パパジン - papazine -

どれもハズレなしですよ!

<日本>海賊と呼ばれた男

 

物語は、敗戦の日から始まる。「ならん、ひとりの馘首もならん!」

--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--

出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル、『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。

言わずもがな、2013年の本屋大賞受賞作。

今で言う出光興産という会社がモデルの話なのですが、そこいらにあるような企業小説ではありません。

「明治から昭和までを日本の石油、という切り口で描いたらこういうドラマがあった」という、”事実は小説よりも奇なり”をまさに表現しきった本。

分厚いですけど、、知らないことだらけの史実にドキドキハラハラしながら、面白くて次から次へとサクサクページが進みます。

そして時々…涙、感動のレベルでは海賊王を目指すONE PIECEより勇気をもらえますよ。

<ブラジル>ワイルド・ソウル

 

その地に着いた時から、地獄が始まった――。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を立てた衛藤はかつての入植地に戻る。そこには仲間の幼い息子、ケイが一人残されていた。そして現代の東京。ケイと仲間たちは、政府の裏切りへの復讐計画を実行に移す! 歴史の闇を暴く傑作小説。

「日系移民」ってよく聞くじゃないですか。

でも、もしそれが国策による、棄民=国民を捨てるという「日系棄民」であったとしたなら…

余剰人口を減らすために「移民政策」の名の下、ろくに調査もしていない第三世界の荒野に、ジャングルに、日本人を置き去りにし、国民を他所の国に棄てることで国家を維持しようとしたなら、結果的に事実がそうなのだとしたら、たった半世紀前、この国はなんとも野蛮な国家だったというほかない。

重苦しいテーマを感じさせない、スピード感溢れる小説。

エンターテインメントってこういうことなんだろうなあ。

<チェコ>プラハの春

 

1967年3月、プラハ。チェコスロバキアは共産主義の抑圧から脱し、経済改革と自由化への気運を高めつつあった。そのさなか、堀江亮介はビーナスのようなカテリーナ・グレーベと出会った。だが、亮介は日本国大使館員、カテリーナは東ドイツ人の反体制活動家。東西対立の最前線の地では、禁断の愛だった―現役外交官が自らの体験をもとに描いた、国際ラブ・ロマン。  

「東西冷戦の真っただ中に、日本人と東ドイツ人が禁断の恋をしていた」。

もうそれだけでドラマ化なり映画化が狙えそうなテーマでしょ?

当時のソヴィエトがどういう存在だったのか、スパイとはどんな存在だったのかがありありと分かる凄い本。

<ドイツ>ベルリンの秋

 

「プラハの春」から半年後。外交官・堀江亮介は、初恋の人「リョウ」への想いから失語症になったシルビアと再会。言葉を取り戻した少女を「もう逢えない」と突き放す。帰国後結婚した亮介だが、五年後シルビアの住むDDRへ赴任することに―。一方、ソ連崩壊を予測する秘密報告をめぐり東西両陣営では様々な憶測が飛び交っていた。東独を舞台にした国際政治サスペンス、哀切なラブロマンス。

『プラハの春』の続編。

この下にご紹介するAmazonのレビューが言い得て妙。

東西冷戦時代の外交官っていう仕事は、緊張感あっただろうけど、やりがいあるよな。

前作『プラハの春』後の社会主義を巡る情勢を、主人公の恋愛と共に紡いだ物語。前作を楽しめた人は今作も間違いなく楽しめる。前作は約1年間の物語であるのに対して、今回は1969年からベルリンの壁崩壊までの約20年間を、東ヨーロッパ、日本、アフリカを舞台として壮大に描いている。社会主義崩壊までのプロセスを克明に描きながらも、賛美しきれない資本主義の哀しい現実にも触れ、単純な勧善懲悪になっていないのが非常にリアル。前作よりも広い意味で考えさせられる作品。下巻、壁崩壊とその前後の創作ストーリーは見事で、物語をとても深い味わいに昇華させていると感じた。

<オーストリア>ウィーンの冬

 

青年外交官として華々しく活動したこともあった堀江亮介だが、年を経て在外勤務から帰国。待っていたのは社団法人への出向辞令だった。外務省からリストラされ、屈託した日々を過ごす亮介に、突如ウィーンへの出張という話が舞い込む。東西冷戦が終焉したばかりの「魔都」ウィーンには、いまや国際的な陰謀が渦巻いている。突然の展開をいぶかる亮介がさぐる「出張」の目的とは何か。

『プラハの春』、『ベルリンの秋』と来て物語は『ウィーンの冬』へ。

この春江一也の3作を人は“中欧三部作”と呼ぶそうです。

この春江テイストにハマったらもう抜け出せないませんよ。

<中国>上海クライシス

 

新彊ウィグル自治区のウルムチで、中国からの分離独立を求めるイスラム系過激派による自爆テロが起きた。主犯格の少年は、かろうじてカラコルム山脈を越境して逃亡を計る。少年の妹も、ある密命を帯びて故郷を離れ、遠い上海へ身を潜める。それは、来るべき中国内乱への序章に過ぎなかった―。上海で実際に起きた事件を下敷きにした話題作を、大幅改稿して贈るスペクタクル・ロマン。 

これまた春江一也の小説ですが、今度の舞台は中国、新疆ウイグル自治区。

東欧三部作同様、史実とラブストーリーを織り交ぜながら、読者の興味を掻き立てたと思いきや、「これって実際の話なんじゃ・・・?」という読後感を与える作風に唸ること間違いなし!

まとめ: まだまだ紹介しきれていないッ!

まとめましょう。

・・・と言いつつ、6冊しか小説を紹介出来ていない今回の記事はどうなんだろうw

まだまだオススメの歴史小説を全部紹介するには至っていないわけで。

もっともっと紹介させていただきたいですね!

ここまでお読みいただいたみなさまからの反応なり感想を踏まえて、どんどん書籍紹介を充実させていきます!

引き続きよろしくですー。

ほんだらのー!