幼児教室。
子どもが産まれる前は「別にお受験をするわけでもないし、まさか自分が我が子を幼児教室に通わせることなんてないよな」なんて思っていました。
ところがどっこい、ふたを開けると、我が家は、長男も次男も未就園児時代に1年間、幼児教室に通わせているという事実(笑
この幼児教室、基本的には妻が送り迎えを担当しているんだけど、時たま、どうしても妻の都合がつかなくってぼくが行くことがあるんです。
今日は、そんな、ぼくが幼児教室の送迎を初めて代理したときに感じたことのおはなしを書いてみます。
幼児教室にパパは1人だった
さて、その幼児教室送迎レポ。
まずは幼児教室に向かうところから。
開始は朝10:00で、1時間のプログラム。
まぁ、子どもの集中力を考えるとこんなものだろうと思う。
徒歩+バスで、子どもと一緒に現地に向かう途中のこと。
普段はいないはずのパパと行けるってのは子どもにとって相当嬉しいようで、子どもは終始ニコニコ顔のご満悦状態で、ほっぺた落ちそうw
それを見て、ぼくは幸せな気分に浸ります(親バカ)。
そうこうするうちに現地に到着。
まあ、予め分かっていたことではあるけれど、幼児教室内では、パパはぼくだけでした。チーン
今回は妻が事前に先生に同意(?)を取っておいてくれたみたいで、別に変に見られなかったと思うけど、他のママさんたちからはどう見えたんだろう?
幼児教室でやっていること
さて、そんなこんなで幼児教室が始まります。
幼児教室って冷静に考えると何をやっているのか謎じゃありません?
我が家が通わせている幼児教室の場合は・・・
お歌に始まり、ぐるぐる周り、絵を選び・・・
はじまりは先生のかけ声。
「先生こんにちは、みなさんこんにちは」の挨拶から始まって、お歌を歌ったり(題名不明)、子どもたちと手を繋いで円を作ってぐるぐる回ったり、とある動物の絵と同じ絵を選んでみたり。
当然ぼくも他のママさん同様、ぐるぐる回ってたりするわけ。
「パパ一人男で、ぐるぐる回るなんて恥ずかしいな」と思う間もなく、もう、次から次へと進行していって、ついていくのに必死でした笑
母子分離の耐性を養う
その後、ママさんのうち複数人が一時退出。
どうやら”母子分離”の一環で、子どもが母親から離れた状態で幼児教室を進めるってことらしい。
まあ、ぼくの場合は、ほんとうは父子分離という言葉になるんだけど、まあいいや。
今回は、ぼくは見学ということで、別のママさんお二人とそのまま残って子どもたちのお世話&様子を見てました。
ちなみにその後の幼児教室の流れは以下の通り。
- 足を閉じたり開いたりしてのジャンプ
- ハサミで紙を切ってどんぐりころころの絵本の作成
- ボールを投げての玉入れ
- 絵本の読み聞かせ など
自分の子どもも他人の子どももフォローする
これらの間、ママさんやぼくは、自分の子どもだけじゃなくて他の子どものフォローを担当する。
例えば、ハサミが上手く使えていなかったら、自分の子どもであろうがなかろうが、フォローしてあげる。
そんな体制なんです。
もちろん、ぼくも他のママさんに混じってやったよ汗
そんなこんなで1時間経過し、終了。
いやー、あっという間だった。
家庭で教えることと幼児教室で教えることの棲み分け
さて、そんなふうに幼児教室を見学して思ったこと。
家庭では教えることが難しい(?)ハサミの使い方
まずは、「家庭で教えづらいことはやっぱり幼児教室に頼った方が楽だなあ」ということ。
どういうことかって?
先に書いた通り、幼児教室では、工作の授業のようなイメージで、絵本だとか飾り物をよく制作してるんですよ。
その過程においては、ハサミで紙をチョキチョキ切ったり、色を塗ったり、糊(ノリ)を使ったりするわけですが、幼児教室ではこれらを実に丁寧に教えてくれるし、時間たっぷり向き合わせてくれる。
もし、これ、家で教えていたら、
- 「ええい、早くチョキチョキしてくれよ」とイライラしちゃったりとか
- 「まあ、今出来なくてもそのうち周りの友達がやっているのを見て勝手に出来るようになっちゃうからいいや」とさじを投げちゃったりとか
- 「糊なんて使うのやめてくれよ」と手や机が汚れてしまうって考えが働いてしまって、積極的に工作に向き合わせようと思わなかったりとか
すると思うんです。
実際に妻とこんな会話をしたこともありました。
妻)「実は・・・ハサミの使い方を教えてくれるって本当にありがたいと思うのよね。自分が教えようとすると、上手く教えられるか不安で。ケガされてもやだし。これも幼児教室に通わせた理由の1つだったりする。」
ぼく)「なるほど。大人にとっては何でもないことでも、子どもに教えるってなると、途端に難しさを感じることってあるよね。それを解決するために、家庭ではない、”幼児教室に通う”っていう選択肢ってのは確かにアリだよなあ」
周囲がどう思おうが、思い切って任せると楽チン
ちなみに。
実はちょっと前に知人に「幼児教室って何するの?」って聞かれて、
「絵本とか飾り物とか作ってるよ。ハサミとかの使い方も教えてくれて超助かってる」なんて答えたら「そんなの家で教えろよw」と言われたことがありましたが笑、
そうはいっても、家で、自分で、教えるなんてなかなか大変なのですよ。
そんなわけで、我が家は非常に助かってます。
実際、長男も次男も今ではひょいひょいハサミ使って工作してますよん。
まとめ:総じてよかった幼児教室への潜入体験
さて、幼児教室に初潜入してみての感想ですが、ズバリよかったです!
何がいいって、
他の子との相対感が分かる
まず普段の家とは違う世界で、自分の子どもがどんな子なのか。
それが実によく分かります。
未就園児のころって、他の子といっても近所の子とか公園で出会う子ばかりじゃないですか。
幼児教室なら、そういういつものコミュニティじゃない子との触れ合いが見れるからね。
ちなみに、我が子の場合は、とにかく元気だということがよく分かりました笑
家で教えづらいことを時間をとって教えてくれる
そしてやはりこれ。
先に述べた通り、家ではやっぱりハサミの使い方を教えるの大変だと思うんですよね。
そういう家で教えづらいことを、単純にいえば、お金で解決してるわけだけど、正直リーズナブルですよ。
ハサミを教えるストレスを考えれば、ねえ。
我が家の場合は、月謝が約6,800円程度なんだけど、ってことは1回/週あたり1,500円強ってことでしょ?
その価値は十分にあるんじゃないかと思う。
逆に言えば、家庭でハサミを教えられている親御さんはすごい!
尊敬します。
幼児教室もパパに見せる参観日を導入したらいい
以上です。
ぼく自身、いろいろ発見があったことを考えると、幼児教室は、幼稚園の運動会と同じように、パパが潜入なり見学出来るような日を設ければいいと思う。
そうすれば、
- パパにとっては仕事を休める口実にもなるだろうし(?)
- ママにとっては普段いないパパがいることで子どもがどう変化するかも見れるだろうし
- 幼児教室にとっては少し緊張感を持ちつつ、「ほら、月謝ってリーズナブルなんですよ」と証明出来るだろうし
みんなハッピーになる気がします。
ほんだらのー!