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28歳で向き合った痔(じ)との戦いの記録(痔瘻:じろうの根治手術体験記)

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これはぼくが28歳(当時)のときに向き合った痔との戦いの記録である。

概要 -痔ろう(痔瘻)で手術をし、根治した話-

痔(じ)。

まさか、自分がこれになるなんて思ってなかった。

しかも、20代でなるなんて全く考えもしなかった。

そんなぼくに降りかかってきた怪我(?病?)は、痔の中でも痔ろう(痔瘻)というもの。

お医者さん曰く、痔ろうは数ある痔の種類の中でも“痔の王様”だそう

別に見せたいわけじゃないんだけど、ネットに画像とかありますので、興味ある人はどうぞご覧あれ。

ぼくは、この痔ろうに伴う手術のせいで社会人7年目を病院(しかも肛門科・・・)でスタートすることになりました。

今は、その甲斐あって(?)、何の不便も無く生活していますが、当時は「俺の排便生活はこれからどうなるんだろう」と不安でしたね。

以下、時系列に沿って詳細を書いていきますね。

痔ろうとは

読むだけで痛い・・・

痔瘻(じろう、英: anal fistula)は、肛門の周辺に穴ができて、そこから膿が出る疾患。肛門部に膿のトンネル(瘻管)が出来た状態のことを言う。蓮痔、穴痔とも呼ばれる。

痔瘻 - Wikipedia

痔ろうの兆候

ぼくは、もともと便は多い方で、かつ、便の”大””小”問わず、それなりに座って用を足していました。

いわゆる座る派ですね。

座りながら、新聞読んだり、スマホいじったり。

社会人2年目くらいからずっとそんな生活です。

そんなある日、確か2011年2月下旬くらいでしょうか。

お尻というか、いわゆる穴付近に痛みを感じたんです。

その時は、”痔”の「じ(ぢ)」の字も意識しない、「なんだか痛えな」程度の気持ちでした。

今思えば、この時に「おや?」と意識しておけば対処ももっとスムーズだったのかもしれません。

初診

その後も痛みは増すばかり。

何をするにも気になるレベルで、耐えられなくなってきたので、とりあえず病院に行こうと思いました。

「で、病院っつーても俺は何科にいけばいいんだ?」

と一瞬フリーズしつつも「あーそうか、こういうときに肛門科か」と自己解決。

とはいえ、「肛門科」ってそもそもそれまで探したこともないし、どこに行けばいいのかよく分からなかったのでとりあえず地元の総合病院へ。

痛みのある部位が部位だけに、恥ずかしい気持ちはあったものの、既にこの時点で、自分の中では、「とりあえず見てもらったほうが良い」という判断がありました。

で、診てもらったんですね。

結果は、炎症。

「あ、炎症なのね。痔じゃないのね」とホッとして、処方して頂いた塗り薬をゲットしたわけです。

忍び寄る痔の足音

どこで何かを間違えた?

塗り薬をゲットしたはいいものの、炎症の場所が場所だけに、自分の手で患部に塗るのはしませんでした。

だって、自分じゃ見えない位置だし、触りづらいもん笑

じゃあどうしていたかというと、ちゃんと塗れているかよく分からないまま、患部付近と思われるところに適当に薬塗りまくってました。

異変

かれこれ半月くらいなのかな。

そんな感じで適当に薬塗ってたわけですが、明らかに体感値として、何やら腫れてきているなと感じました。

上手く言えないんですが、ヤバそうだぞと。

で、お風呂に入っている時、初めてその患部付近に自分の手で触れてみたんです。

そしたら明らかに何か、見えない何かが親指第一関節くらいまでの大きい何かが膨れているではないか。

「これは痔ではないのか・・・?」

「いや、待て待て。お医者さんは炎症っていってたし・・・」

「俺はまだ28歳だ。周りに痔の人もいないし、俺が痔になるわけがない・・・」

戸惑いましたが、とにかくまずいということは自分なりに把握。

その腫れもののデカさを認識して以来、薬をダイレクトに手で塗るようになりました。

もう自分の手が汚れるとかそういう状態ではない。

だって、塗り間違える心配がないくらいパンパンに腫れ上がってるんですもん涙

この時期になると、座っても痛い。立っても痛い。歩いても痛い。寝ても痛い。

薬を塗っても治るどころか、どんどんデカくなっている気がして。

心底こう思いました。

「早く病院に行きたい」 。

発覚、「痔(痔ろう)」確定

歩くのさえ厳しい状態のなか、会社を休んで平日のお昼時に病院へ。

結果。

案の定、痔になってしまっていたと。。

どうやら、かなり痛い部類らしく、即手術の話に。

「え、そんなにヤバいの?」と思ったものの、もう、「早く手術して楽になりたい」、「痔、やだ!」という状態だったので、いきなり、翌週に手術を行うことが確定したのでした。

痛みのレベル

この当時の痛みのレベルを共有します笑

寝るだけで筋肉痛

まず、腫れた箇所が何かに触れるだけで激痛が走ります。

それは寝るだけで筋肉痛になるレベル。

しかも無意識のうちに・・・。

布団に身を沈めると、重力も相まって、腫れた何かが下着やパジャマに圧迫されますよね。

それが激痛すぎて気付かないうちにお尻を持ち上げてるっぽいんですよ。

いやー、思い出すだけでもヤバい。

歩くたびに意識が吹っ飛びそうに

寝てるだけで痛いのに、歩くなんて苦行そのもの。

腫れた箇所が下着やズボンと接触するだけで

「はぅぁ・・・」

と意識が飛びそうになるんです。

そんなこんなで当時、人生で初めて、自分の歩くスピードが遅いと思いました。

通常時と比較して、9割8分減くらいのスピードでしか歩けないという・・・

いつも早歩きで前を歩いている人をベンチマークにテクテク歩くのが好きなぼくですが、人に追い抜かれるのは辛いなって、この時強く思いました。

「う◯ち、出したくない・・・」

そんな感じなので、トイレで排便をしたいとも思いませんでした。

だって、排便する度に痔ろうの痛みが突き刺さるんですもん。

そんなわけで当時なんとかして、排便数を減らそうと我慢しまくってました。

手術

手術前日

その後月日は流れ、手術日が近づきます。

前日から入院。

夜ごはんを食べて、日付が変わる頃から、座薬を4発食らいました。

これは多分、手術中に便が出ないようにするためだと思うんだけど、つらかった。

座薬を入れられて本当に15分後くらいにお尻で花火遊びをされているように炭酸ガスが爆発し強制的に便意をもたらすという・・・

鬼か!

手術当日

事前に吹き込まれた、「痔の手術って、お医者さんが特定の日に固めて行うから、流れ作業のようにバンバン行われるらしい」(ちなみにレーシック手術も同じらしい)という根も葉もない話にビクビクしながらも、呼ばれるがまま手術室へ。

徒歩でチェックインw

想像以上に無機質な部屋。

処刑台のような場所に階段を2段くらい上がってうつ伏せになり、麻酔を打たれ…。

麻酔って凄いよね、打たれた直後くらいから体が暖かくなって、ボーっとしてくる。あっという間に触られている感触なんかも消えちゃって。

で、いきなり手術スタート

最初はシーンとしていた。

・・・と思ったら、いきなりチョキチョキしてるのが聞こえてきた!

痛みはないけど、それはそれで恐いぜよ汗

多分何かちょん切られました。

その音があんまりなので、「何かBGMかけりゃいいのに」と思ってたら、確かSMAPの曲が流れた気が。意識もうろうとしてたので、なんとなくですが。

そんなことを考えていると、ものの10分程度で手術終了。

台に乗せられたまま、もともとのベッドへ。

手術直後の怖い話

ま、普通に痔の部分は切っていただいて、手術の傷もそれほど大したことはなかったので、手術直後の経過はそんなに大したことない…と言いたかったんだけど、1つ。

危なかったんですよね~。

手術してから、(手術する前から計算して)10時間以上、おしっこが出てなくて。

(ぼく)「麻酔のせいか、出ないんですよね~」

(看護師)「それはひょっとしたら管通さないといけないかもしれませんね(ニヤリ)」

(ぼく)「え?!」

・・・ いや、「え?!」でしょう?

ぼくは痔のために入院したのに、なんで管通す羽目にならなきゃいけないんだ?

凄く焦りましたが、その2時間後くらいに無事おしっこが出て、このピンチを脱したのでした。

ふー。

あぶね~!

この時の気持ちは、出産の際、「出産の痛みよりも乳首マッサージが痛い。事前に知らされていなくて寝耳に水」みたいな話と似てるなと、冷静に考えてました。

手術後の経過

初めての生理用ナプキンを使いました

手術後しばらくは切除した部位から、透明な液が。

あのしみるやつです><

下着につくのがイヤなので、しばらくは生理用ナプキンしてました笑

あのクッションは使えるような使えないような

痔の人にのみ与えられる、ドーナツ型のクッションに座る権利。

ぼくもありがたいことに座らせていただきましたが・・・、感想としてはどれだけ有効なのか分かりませんでした。。

イスの底面が手術した箇所に直接触れなくても、座ったことでズボンが張ってその部位に迫ってくるんですもん涙

・・・座り方を間違えてたのか?

 

 

主治医からは

2ヶ月後くらいでしょうか。

掛かりつけのお医者さんに診てもらったところ、「傷口は完治している。あとは感覚的な違和感とかがあるだけ」とのお言葉を頂きました。

なんとか完治した模様です。

あー、よかった。マジで。

今でも時々疼く時があるけど、一旦、傷口としては、ね。

痔は再発率高いらしいので、気をつけよっと。

職場でのやり取り

この痔について、ぼくの職場の先輩と話題になったのですが、その時のやり取りをご紹介。

先輩)「いやー、◯◯さん(=ぼく)はいつも元気そうだね」

ぼく)「いや、そうでもないんですよ。実は今年3月頃から痔を患いまして。4月に手術したんです。時々立ったまま仕事してるじゃないですか。あれはそれでなんです。痛くて座ってられないので」

先輩)「あら、そうだったの?そりゃ大変だわ」

ぼく)「はい…まだ28歳なのに、自分が痔になるとはって感じです。」

先輩)「え?あれ、痔は年齢関係ないでしょ。別に若くてもなる人はなるしね。それに性別も関係ないでしょ。実際は女性の方が多いらしいよ。」

ぼく)「え?そうなんですか?でも自分の周りに痔の人なんていないですけどね。男も女も」

先輩)「なかなかみんな言わないんじゃない?」

痔に関するうんちく

以上、ここまでが手術体験記。

ここからは余談放談。

痔は女性が多いという説

ってなわけで、痔というものは実は年齢関係なく、女性が多いらしいとのことなのですが、実感あります?

ぼくは正直、全くなかった。

なんとなく、シニアな男性がかかるイメージが強かったくらいで。

で、実際にネットでちょこまか調べてみたところこんなことが分かりました。

以下せいぽん調べ。

痔になる年齢

まず、痔になる年齢。

結論としてはやはり関係ないらしい。

そうすると、じゃあ「何で痔はシニアなイメージがついてるんだろ」っていうのが疑問ですよね?

思いつくのは、知人/友人のお父さん世代が「最近手術したんだー」という話とか。

それでお父さん世代=シニア(別にお父さんだからシニアというわけじゃないんだけど)の病気みたいなイメージが付いたとか?

とりあえず、痔になるのに年齢が関係ないとしても、自分の周り=20代後半から30代くらいで痔になった人ってあまり聞いたことないなあ。

これは、痔そのものをあまり言わないから?

イマイチ良く分かりません。

痔と性別の関係

続いて痔は男性と女性でなる確率が違うのか、という点。

これはどうやら、本当に女性の方が多いらしい。

理由としては、出産時の傷からの派生や、便秘で便が固くなってそれを排泄する際に力をいれるから…とかとか。

でも、これも同じで、じゃあ「なんで男性のほうが痔のイメージが強いのか」っていう話ですよね。

そもそも、年齢の際にも、例を出そうとするとお父さん=男性が出てきてしまってるし。

1つ、考えられるのは女性はあまり「私、痔なの。」と言わないんでしょうね。

で男性は言えるんでしょうね。

だから、どうしても女性と“痔”が結び付きづらい?

うーん。あまり参考にならん笑

痔は虫歯の次に患者の多い疾患

痔は”虫歯の次に患者の多い疾患”なんだってさ。

いや、虫歯は分かるとして、その次が痔とはね。

ぼくが虫歯の次に思い浮かんだのは花粉症だったんですけどね。

 「痔ってそんなに多いんだっけ?」と思ってたら、どうやら痔は「自分、痔です」っていう自覚症状がない人が沢山いるみたい。

誰にもあるでしょ、排便時に「あ…やっちまった!」とか「切れちゃったかも…」みたいな。

それ、痔みたいなもんらしいです。

で、そういうのを合算すると、驚くなかれ、日本人の7割くらいが痔らしい。

ま、言われればそうだと納得。とりあえず、改めて多さにびっくりですね。

海外でも痔は一般的(英語:Hemorrhoid)

ちなみに、日本以外の国でも痔の患者多いよってこと。

ドイツやアメリカの人たちも7割以上は痔なんだって。

痔は日本的な病気というか怪我というか、そういう印象があったんだけど、そうじゃないんだねー。

もはや、これは国民病を超えて、世界病みたいな感じですな。

むしろ、こんな誰でもなる痔を経験できない人たちがいるってのもアレだね。

痔にならない人が可哀想だな。

だって、話題に乗れないじゃん?

共通の痔っていう話題に。

ちなみに、痔は英語ではHemorrhoidというらしいです。

痔瘻は英語ではanal fistulaだそうな笑

痔の予防策

痔の予防策については、病院からもらった資料にいろいろ書いてありました。

【痔を予防するための10カ条】

  • 毎日お風呂に入る
  • お尻を清潔に
  • 便秘に気をつける
  • 下痢に気をつける
  • 排便の際気張りすぎない
  • 排便時間は短時間で
  • お尻を冷やさない
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 長いドライブを避ける
  • アルコールや刺激物は控えめに
  • 医師にちゃんと相談する

 

これ、予防策がそうだとすればその逆が原因だと思うんですよね。

ということは・・・

これから痔は増えるかもよ

ぼくは今後、若者の痔が増えると見てます。

理由は2つ。

・男性の「座って小用」がどんどん増えているというデータの存在⇒排便時間の長期化につながる

suumo.jp

・スマートフォンなんかを片手に長時間トイレに入っている人の増加⇒排便の機会増加につながる) 

気をつけましょう笑

編集後記:なぜスポーツ選手は痔で休んだり引退したりしないのか

全然関係ないけど、これはぼくの素朴な疑問。

「プロスポーツ界で、痔が理由で休んだり、引退したりって人って結構いるんじゃないか?」

手術したぼくは分かります。

本当に痔になったらスポーツなんてしてられないですよ。

寝ることですらつらいのに。

でも、「痔が理由で」休んだり引退したりする選手なんて聞いたことないですよね?

「野球の某チームの4番が痔になってバットを振ることはおろか、立つことも座ることも出来ないため、故障者リスト入りor一軍登録抹消」

とか、

「サッカーの某チームのリベロが痔が再発したため、後半から途中交代」

とか、

「なでしこジャパンのA、痔が酷く、ベンチスタート」

とか。

でも、これはおかしい。

だって、(自覚症状の有無を問わなければ)国民の7割程度が痔なのに、スポーツではその痔がひどくなって休んだり、引退した人が思い浮かばないんですよ?

手術して完治っつったって、100%元通りになるわけではないし、そもそも手術前後に何日かは試合出れないと思うし。

ってことはですね。 

多分、隠している。

「私は痔です」ということを。

男も女も若手もベテランも。

か、ひょっとしたら、 ・・・ 我慢している。

もっと素直に「わたしは痔です」を言える社会にしたいもんです。

ほんだらのー!